ヤスミンの避妊効果と服用方法はトリキュラーと違う?

ヤスミンは、2001年にFDAの認可を受けた比較的新しい経口避妊薬であり、有効成分は合成卵胞ホルモンのエチニルエストラジオール0.03mgと第4世代に分類される合成黄体ホルモンのドロスピレノン3mgが配合されています。ヤスミンは、一般の医薬品の様にドラッグストアーでは市販されていない医療機関の処方箋が必要な処方箋薬ですが、用法用量に基づいた1カ月分の容量の個人輸入が特例的に認められています。
ドロスピレノンは、体内で生成される黄体ホルモンプロゲステロンと類似性が非常に高い事から従来の経口避妊薬に比べてホルモンバランスの変化により引き起こされるイライラや体重増加、高血圧、高血栓などの副作用が出にくい経口避妊薬となっています。ヤスミンは、利尿作用で体内の塩分や水分を排除する働きもあり、体重の増加や浮腫みを防ぎ、トリキュラーなどの第2世代経口避妊薬の難点であったアンドロゲンの作用を抑制する効果もあり、ニキビなどの発生抑制作用があります。
又、ヤスミンには、トリキュラーと同様に合成ホルモンであるエチニルエストラジオールが配合されているので、更年期障害や月経周期の乱れなどに有効とされています。
ヤスミンは、初めて服用する人は月経の初日から服用しますが、服用経験のある方は月経の2日目から1日1錠の服用を21日間継続し、7日間の休薬期間後より新しいシートで服用を開始します。ヤスミンは、低用量の経口避妊薬なので、出来るだけ同じ時間の服用が望ましいとされています。又、トリキュラーの黄体ホルモンレボノルゲストルの半減期22時間に対してヤスミンの黄体ホルモンドロスピレノンの半減期は30時間と長いので、服用間隔が36時間以内ならば速やかに服用します。服用間隔が36時間以上になった場合は、避妊効果が低下するのでその生理周期には他の避妊が必要となり、出血を待って改めて新しいシートで服用を開始します。

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